
FX相場には、トレンドというものがあり、「上昇トレンド」「下落トレンド」「トレンドなし」などがあります。基本的に、上昇トレンドというときには買いポジションを、下落トレンドでは売りポジションをとり、トレンドがないときにはポジションをもたないというのがトレンドに対する考え方になります。上昇トレンドで推移してきた相場が前の高値を越えられなかったり、前の安値を割り込むと上昇トレンドが終わると予測され、逆に下落トレンドで推移してきた相場が前の安値を割り込まなかったり、前の高値を上回ると下落トレンドが終わるかもしれないと予測されるのがダウ理論になります。ローソク足も相場を見る際に大変大事なものです。ローソク足は4本値の足型を使用して、ローソクの形にした罫線です。始値よりも終値のほうが高いものを「陽線」といい、白抜きか赤であらわします。終値よりも始値のほうが高いものを「陰線」といい、黒塗りであらわします。また、安値と高値は上下に「ヒゲ」という形で線で表されます。このローソク足が安値・高値を指し示してくれていますから、ダウ理論と組み合わせることで、上昇トレンドのときは、前の高値を超えているかどうか、下落トレンドのときは前の安値を超えているかどうかを見ることで、より育毛の相場を把握することが出来ます。もう一つ知っておきたい指標が移動平均線です。移動平均線とは、当日からさかのぼったある一定期間の終値の平均値を当日にプロットすることでグラフ化したものです。ローソク足であらわされる終値との関係で売り・買いのタイミングを決めるために使われます。移動平均線とローソク足を並べることで、トレンドの動きを示唆するようなポイントが現れます。一般的には、一度移動平均線より上に出た相場は上昇を続けると予測され、逆に一度移動平均線より下に出た相場は下降を続けると予測されます。これは、多くの投資家が移動平均線より上にあるか下にあるかで判断をしているため、相場もこれに連動するからだと考えられます。さらに上級のトレンド分析にエリオット波動というものがあります。エリオット波動とは、R.N.エリオットが確立した、フィボナッチ数列を基礎とするチャート理論のことで、相場波動の基本は、上昇5波動、下降3波動の組み合せでできているとするものです。相場にも「こうなりやすい」というクセのようなものがあります。これがわかると、相場の動きを予測しやすくなりますので、クセについてみていきましょう。日本時間の明け方から早朝にかけては、明け方はレーシック参加者自体が少ないので大きな動きがおきづらいが、早朝になると、ニューヨークでは午後遅くの時間帯になり、大きなニュースがあった場合などにはヘッジファンド達が仕掛けてくることもあり、大きく相場が動くことがあります。大きな山となるのが、公示レートが発表される9時55分です。公示レートとは、個人が銀行を通じて外貨の両替を行う際に適用される為替レートのことです。公示レートは1日1回決められ、コレを用いて輸出や輸入の決済が行われることがあります。午後3時前後にヨーロッパが市場に参加するため、取引が活発化する傾向にあり、これが午後7時ごろになるとニューヨーク時間が遅くなるため、動きが沈静化する傾向にあります。その後、午後9時にニューヨーク市場が開くため、午後11時ぐらいまでは活発に動くことがあります。そこから深夜にかけては、動きが沈静化する向きがあります。このように、時間帯によって、マーケットに参加する人が移り変わることから、相場にもその影響が出てくる傾向にあります。時間的なものはあくまで目安でしかありませんが、こういった市場的なクセもあるということをしっておくことで、予測も立てやすくなると思いますので、覚えておきましょう。政治的な大きな発表に対しても相場が動く傾向にあります。ココに関しては、各国の国民性が出るためか、日本ではあまりニュースによる変動が起きず、アメリカではニュースが大変大きな影響を与える傾向にあります。つまり、ニューヨーク市場が開いているときには大きく相場が動く傾向にあり、逆にニューヨーク市場が閉まってしまっているときには、それほど大きな変動が起きないという傾向になるのです。政治的ニュースが与える影響は大きいですが、それがどれぐらいの時間をかけて、どれぐらいの大きさで市場に影響を与えるのかというのは読むのが難しいところです。要因として知っておき、バランスを見ながら相場予測をするのが良いでしょう。